そのままじゃダメ!気配りしますよTシャツデザインの場合

2016.07.11 Monday

0

     

    先日、コーヒー屋さんの『ロゴ T』を作らせていただいたんですよ。
    メッセージ Tシャツみたいな感じです。
    数点、デザインを提案して、その中からデザインは決まりました。

     

    デザインする際、気にしていたことがあります。
    今回つかうロゴマークは当店、28デザインワークスでリニューアルしたものなんですが、文字に細かい部分があるんです。


    実際にその部分が「Tシャツにプリントされると、どうかなぁ?問題ないかなぁ」と思っていて、なるべくロゴマークは大きくプリントできるようにデザインしていたのですが、実際にレイアウトしてみると、メッセージ部分の大きさの兼ね合いもあって、ロゴマーク部分は思ったほど大きくできませんでした。

     

    何が問題というかというと...
    Tシャツって繰り返し洗濯しますよね。
    ということで、プリント部分は丈夫なほうがイイです。
    また、プリント作業の都合もあって、細い部分は最低でも 2mm の太さをキープしたかったんです。

     

    例えば当店、28デザインワークスのロゴマークなら、太めの文字を採用しているので、相当小さくしないと文字の部分が 2mm 以下になることありません。
    これなら深く考えずデザイン・製作しても問題なさそうです。

     

    しかし、今回のコーヒー屋さんのロゴマークの場合は細かい部分があって、その部分は何も考えずレイアウトすると 1mm も太さありません(汗

     

    1mm くらいの細さですとプリント作業に気を使いますし、上手くプリントできても弱々しいです。
    しかも、数回洗濯したら剥がれて無くなりそうな気がします^^;

     

    で、対策。
    それで、どうしたかと言いますと、オリジナルのままでは細くて頼りなさそうな部分を、2mm 程度に太くしました。
    Link Coffee の、k・C・eの一部です。


    オリジナルのロゴマークの雰囲気を損ねないように配慮しつつ、調整をしたわけです。

    そうすることで、長期間キレイな状態で Tシャツを使うことができるわけです。

     

    こういう気配りはよくあるんですよ。
    28デザインワークスの場合、例えばマーキングフィルム(カッティングシートなど)でクルマに貼るための切り文字ステッカーを作るとき、細すぎる部分があれば太くしたり、鋭角な部分があれば丸く R にしたりしています。

     

    そうすることで洗車に強く、剥がれにくくなるからです。

     

    また、ロゴマークなどを貼る際、貼る面・背景が非常に濃い色だったり、複数の色でゴチャゴチャしていて、ロゴマークが細く見えたり、本来の印象が変わって見える場合には、全体的に太くすることもあります。

     

    ロゴマークって何も考えずオリジナルのまま使うばかりではありません。
    ロゴマークの形状を調整することで、オリジナルとは多少形状が変わってしまいますが、本来の印象が変わってしまったり、製作物の耐久性が落ちると判断した場合は、『オリジナルの雰囲気を損ねないように配慮しつつ調整』なら OK としています。28デザインワークスの場合は。

     

    これは F1 マシンに貼られている様々なロゴマークと同じ考えなんですよ。


    どんな状況でも調整なしで使えるロゴマークは、デキが良い!ってことなんですけど、そういうロゴマークや使用条件ばかりではありませんのでね^^

     

     

    → 28デザインワークスのデザイン&ブランディングに戻る

    けっこう違うよ!オリジナルTシャツプリントの見積り比較

    2016.03.29 Tuesday

    0
      オリジナルプリントTシャツの見積り比較

      本格的な夏や Tシャツシーズンはまだ先ですが、半袖 Tシャツって暑くなってくる頃に着用してもらおうと思うと、遅くても春に告知や販売をしないと間に合いませんよね。販売競争もありますし。

      1年じゅう使えるので、年間通して販売しているお店もありますが、28デザインワークスの場合は夏になる前の春とか初夏、イベント用に製作ということで相談を受けることが多いです。

      先日、お手軽に Tシャツにプリントしてくれる会社を新たに見つけました(営業された)ので、今まで依頼したことのある会社やよく比較している会社と、価格やサービスを比べてみました。

      何か参考になれば幸いです。
      今回は 4つの会社を比べていますが、実際の仕事の場合はもっと多くの会社を比べることもあって、その中からお客様にベストなチョイスをします。

      (仮定した仕様)
      • 白色の Tシャツ Lサイズにロゴマークを黒色 1色でプリント
      • 印刷範囲は胸に 148mm×148mm の大きさでプリント
      • 数量が 3枚製作した場合と 10枚製作した場合の価格
      を比べてみます。
      印刷データは用意できているものとして、その制作料金は無視しています。

      1)過去に製作依頼したことのあるアパレル専門の印刷会社
      (結局、今のところ、ココに依頼することが多いです。)

      3枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz(632円)×3枚+製版代 3,240円+プリント代 1,728円=6,864円
      10枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz(632円)×10枚+製版代 3,240円+プリント代 173円×10=11,290円

      おすすめポイント
      取扱いTシャツ・アパレル商品の種類が安価なものからブランド品まで豊富にあって選べます。
      スクリーン印刷で高品質(印刷方法も選べますので、インクジェットに変更すればグラデーションがあっても対応できる)。

      注意ポイント
      製版代が必要(印刷サイズで変化)。
      数量が 9枚以下ですとプリント料金が一律で割高感がありますが、多ければ多いほど割安です。


      2)紙媒体への印刷が得意だけど、様々なモノへの印刷を取扱う大手印刷会社

      3枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz=4,200円
      10枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz=13,300円

      おすすめポイント
      製版代が不要。
      取扱い Tシャツがソコソコ豊富で選べます。

      注意ポイント
      印刷方法がインクジェットのみ。
      数量によって価格が設定されていますが、多いと価格が割高。

      3)紙媒体への印刷が得意だけど、様々なモノへの印刷を取扱う小規模印刷会社

      3枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz=5,700円
      10枚の場合
      半袖 Tシャツ 5.6oz=17,000円

      おすすめポイント
      なし。

      注意ポイント
      印刷方法がインクジェットのみ。
      Tシャツが 1種類しか選べない。また、ノンブランドの商品なので品質が不明。
      数量によって価格が設定されていますが、多いと価格が割高。

      4)先日見つけた Tシャツ専門の印刷会社

      3枚の場合
      半袖 Tシャツ 4.0oz(1,750円)×3=4,200円
      10枚の場合
      半袖 Tシャツ 4.0oz(1,750円)×10=17,500円

      おすすめポイント
      なし。

      注意ポイント
      印刷方法がインクジェットのみ。
      Tシャツが 1種類しか選べない。また、ノンブランドの商品なので品質が不明。
      数量は何枚でも単価が変わらないので、多いと価格が割高。

      比較してみた結果、今回見つけた(営業された)Tシャツ専門の印刷会社は出番少ないかも(汗
      サンプル的な用途でプリントTシャツが少量必要になったときには良いかも。

      プリント Tシャツを作る場合、Tシャツの種類(メーカー・色・サイズ・厚さ)や印刷方法、プリント数量によって価格は変わってきますので、用途なども検討して考えるとイイですよ。

      ノベルティとして無料でバラ撒く場合・イベントで数日しか使わない場合は、薄い生地のTシャツ(安価)で大量に作る会社もありますし、上品さや高級感を必要としていて販売目的の場合は、ブランド物の Tシャツ(比較的高価)で作る場合もあります。

      以前と違って、今は白色のプリント・オリジナルタグや袋詰などにも対応している会社も増えましたので、たいていのアイデアやデザインは形になりますよ。

      オリジナルでアパレル商品を作ってみたいかたは相談ください^^


      → プリント Tシャツなどアパレル商品や刺繍ワッペンの製作についてに戻る

      ネット広告に騙されるな!20,000円以上差が出たプリント Tシャツの話

      2013.08.12 Monday

      0
        プリントTシャツのデザイン

        お客様からプリント Tシャツの製作依頼があると、私どもでデザインやデータを作って、プリントはプリント屋さんに頼むのですが、意外とお店によって料金は違います。

        自分で何社かプリント屋さんに見積依頼した人ならご存知かもしれませんが、特にプリント箇所が多い場合や、色数が多い場合に差が出てきます。

        ネットの広告や、ホームページにはどこのお店でも『安い!』と謳っているにもかかわらずね^^

        ホームページに書いてある計算方法で出した料金と、実際に見積もってもらった料金が違うこともあります。

        先日製作させていただいたプリント Tシャツ(20枚シルクプリントでデザインは上記画像参照)では、最も高いお店と最安のお店の見積金額に、23,750円の差が出ました(汗
        これは 1枚あたり 1,000円以上の差です(大汗

        お店によって、得意・不得意、取り扱ってる Tシャツの豊富さ・流通量などで料金の違いがありますので、たいてい複数のプリント屋さんに見積り依頼するのですが、イロイロ見積もってみてヨカッタです。

        対応のスピードや親切さも分かりますしね(これも大事)。

        お店選びのポイントは、シルクプリント以外のプリント方法にも対応できるか?とか、版の保管年数とか、様々なオプションに対応できるか?とかイロイロあると思います。

        でも、料金も大事ですよね。

        Tシャツのプリント料金は
        Tシャツの価格+版代+プリント代(+袋詰オプション)からなります。

        今回、料金の差が出たのは、下記 3点の計算が大きく違いました。
        Tシャツ自体の価格は、どこのお店もホームページに掲載してる単価に、枚数をかけたものでした。

        ・版の料金
        ・プリント料金
        ・袋詰

        版の料金は 1つの版自体が高価だったり、版のサイズが数種類用意(価格設定が細かく)できてプリント面積に細かく対応できるのか?それとも大きな版しか用意できなくて、プリント面積が小さくても、大きな版の料金が必要になるのか?で、差が出ます。

        私は版の大きさを考慮してデザインを作っていますよ。
        今回のデザインですと、後側の首元と背番号を 1版(1箇所)とするお店と、2版(2箇所)とするお店があります。

        プリント料金はプリント枚数で変わってくるのですが、それだけではなく、プリント箇所の数で料金が変わったり、割高のプリント部位を設定しているお店があります。

        今回のデザインの場合、プリント箇所が多いため、ホームページに掲載の料金より割増で計算してきたお店と、袖部分のプリントが割増になってたお店がありました。

        袋詰はプリントが仕上がってからの納品形態になるのですが、必要ない人はお金かかりません。
        長期保存の可能性があったり、販売目的や会社で取扱うなどの場合は必要ですよね。

        袋詰は無料のお店もありますし、有料のお店もあります。
        有料の場合、1枚 30円とか 50円が一般的でしょうか。
        Tシャツより分厚い衣料の場合は、割増に料金設定してるお店もあります。

        あと送料の必要なお店もありますね。

        1箇所程度のプリントでは、どこのお店でプリント Tシャツを作っても、料金に大きな差は出ないかもしれませんが、派手なの作ろうと思っている人は、広告やホームページの謳い文句を鵜呑みにせず、お店選びも慎重にするとイイですよ!


        もう迷わない!生地の厚みを考慮した Tシャツを選ぶヒント

        2013.07.12 Friday

        0
          プリントTシャツ

          オリジナルのプリント Tシャツを作ろうと思うと、無地の Tシャツを自分で用意したりプリントショップで見繕うコトになると思います。

          当店の場合、プリント Tシャツの製作依頼があると、お客様の話を聴いて選んだり「こんな Tシャツどうでしょう?」ってアドバイスや提案をするんですが、最初は迷いますよねー。

          Tシャツってスゴく種類おおいんですよ。

          メーカーやサイズ/色のバリエーション、シルエットも選ぶ要素になると思いますが、生地の厚さも絞り込む要素にあると思います。

          生地の厚さは、●●oz って書いてあったり、ヘビーウェイトって書いてあったりしますね。
          oz(オンス)は生地の厚さを表す単位で、数字が大きいほどシッカリした厚い生地になります。

          生地が薄いと安っぽく見られるでしょうし、厚いとオールマイティーに使える反面、厚すぎると夏には不向きかもしれません。

          一時的なキャンペーンや無料で配布する販促目的ですと、薄いもので OK かもしれません。

          インナーとしてしか使わないのか、アウターとしても使える Tシャツにしたいのか?とか考えたり。
          アパレルブランドが採用するのは 5.6oz くらいでしょう。

          価格にも影響しますしね、一般的に生地が厚くなると Tシャツの単価は高くなります。

          ビールなどにオマケで付いてくる Tシャツって薄いですよねー。
          これをアウターとして外出に着ていこうって人は少ないと思います(ウケるかもしれませんが^^)。

          簡単に生地の厚みの相関を書いてみると、下記のような感じです。

          Tシャツの厚みは、お客様の求めるクオリティや用途で決めるのがイイと思いますよ。

            単価安い                     単価高い
          ライトウェイト  ←   スタンダード   →  ヘビーウェイト
            4.0oz        4.7oz  5.0oz    5.6oz   6.2oz

           イベント用                    繰り返し使う
           販促用                      普段着
           夏only                      ユニフォーム


          プリントTシャツ製作の季節がやってくる

          2013.03.05 Tuesday

          0
            プリントTシャツ

            夏用に Tシャツ製作の相談がきています。

            まだ寒いのにと思うかもしれませんが、夏に売ろう(着てもらおう)と思うと 6月や 7月に販売体制が整っていては遅いくらいなんですよ。

            試作や宣伝もありますし。

            昔は Tシャツって夏のイメージだったけど、今はどの季節でも需要があるので、季節感なくなってきてますけどね。

            プリント Tシャツのデザインですが、ワンポイントでも広い面でも、問題なくできます。

            胸部分が多いですが、背中や袖も可能です。

            印刷方法は色数が少ないとシルクスクリーン印刷、色数が多いとインクジェットになります。

            カッティングシートを使った熱圧着もありますよ。

            問題が起きたことはないのですが、製作においてポイントはあるんですよ。

            私がプリント Tシャツの製作で注意していることに、『 Tシャツのサイズが変わったとき、印刷面のサイズが適当か?』ということがあります。

            大人用メンズの Lサイズと Mサイズくらいなら問題ないでしょうが、サイズ展開でレディースや子供用がある場合、よく起こります。

            例えば、メンズの Mサイズを基準に胸から腹部分にかけて大きめのプリントのデザインにした場合、メンズの Lサイズでは問題ないでしょうが、同じプリントサイズでは細身のレディース用 Tシャツや、子供用の小さい Tシャツでは、プリント面が収まらなかったり、Tシャツのサイズに対してプリント面のサイズのバランス悪くなったりします。

            「どうしてもこのデザインで」と言う場合には、レディース用 Tシャツや子供用 Tシャツでは、デザインを縮小することになります。

            デザインの版が不要なインクジェット印刷では大した問題になりませんが、版が必要となるシルク印刷では、メンズの M・L用、レディース・子供用で 2種類の版を作ることになるので製作料金が変わってきます。

            最初からサイズ展開も考慮してデザインを考えておくのが大事になったりするんですよ。

            デザインを考えてる人は注意してくださいね。


            1