ブレイダーもプラズマも知らなんだ!炭素繊維応用技術研究会にて

2014.12.05 Friday

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    炭素繊維応用技術研究会

    先日、今季 3回目、最後の炭素繊維応用技術研究会に参加しました。
    今回は「あまり業務に関係ないかな?知識の足しになれば」程度の期待で行ってきましたが、案外ヨカッタです。

    場所はウインクあいち。

    講演は 2つで、

    1)村田機械株式会社 研究開発部 事業開発センター 仲西氏による、『高速 FW(フィラメント・ワインディング)による低炭素社会の現実』

    2)東京工業大学大学院 総合理工学研究科 沖野氏による『新しい大気圧プラズマ装置の開発と表面処理応用』

    でした。

    仲西氏のお話は、村田機械のブレイダー・ノンクリンプ FW は「良いよ、優れていますよ」って内容でした。

    いわゆる、繊維を筒状に積層する設備の話だったんですが、構造や積層の得意・不得意など解りました。
    28デザインワークスがカーボンなどを積層する場合って、通常、編まれたシート状の繊維を切り出して行うのですが、チョット気になっていた設備なんですよ。

    シート状の繊維を積層すると必ず継目ができるので、剛性や疲労のコントロールに影響でるでしょ。

    現状ですと、タンクやパイプを作る際に活躍してる設備ですね。

    村田機械さんのは、繊維の継目ができないのが特徴です。
    他社のブレイダーやシート状の繊維を使った場合は、どうしても繊維の継目ができてしまいます。

    身近なところ?では、レクサス LFA の Aピラーから屋根の端末になる部品も、この設備で作られているんですよ。
    レクサス LFA のはトヨタ社オリジナルの設備かと思っていましたが、村田機械さんが絡んでました。



    28デザインワークスの業務では中々出番がない設備でしょうから、話にあまり期待してなかったのですが、他のメーカーとの違いも分かって意外とヨカッタです^^
    ブレイダーって、作ってるメーカーさんは少なくないんですよ。

    沖野氏のお話は、プラズマの研究や実用例の紹介でした。

    プラズマって業務にまったく関係ないかなと思ってたんですが、意外なところで使われてるんですね。

    表面処理や脱脂、コーティングもプラズマですし、工業分野だけでなく医療現場でも活用されています。
    金属相手だけではないんですね、プラスチックや人体でも OK です。私、無知でした(汗

    昔の教科書に書かれていたようなことは、スゴく過去のもので、今は低温でも発生可能なんです。

    一般のかた?に身近なものですと、最近、釣糸が発売されてます。
    今まで不可能だったナイロンへのプラズマコーティングが可能になったんです。

    釣りの成果が上がるかは分かりませんが^^;

    ひと通りお話は聞きましたが、とりあえず 28デザインワークスの業務でプラズマのお世話になることはなさそう。
    プラズマが活躍するのは、ナノメーターとかシビアな単位での話ですし。

    でも、28デザインワークスはカーボン製品の開発・製作の仕事まってますよ^^


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