ピッチ系炭素繊維って?CFRPの評価方法について聴きました

2018.10.26 Friday

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    今季 2回目の炭素繊維応用技術研究会に参加してきました

    先日、今季 2回目の炭素繊維応用技術研究会に参加してきました。

     

    開催場所は、ウインクあいち。

     

    講演は 2つで、

     

    1)ピッチ系炭素繊維の基本物性とその用途展開

    2)CFRP の評価方法 〜機械試験を中心に〜

     

    でした。

     

    1)は、大阪ガスケミカル株式会社 CF材料事業部 研究開発部 技術開発チームマネージャー 曽我部氏のお話で、ザックリいうとピッチ系炭素繊維ってこういうものですよ、大阪ガスケミカル社の商品は優秀だよって話でした。

     

    ピッチ系炭素繊維って 28デザインワークスでは扱った経験がありませんし(PAN系炭素繊維を取り扱ってきました)、カーボンブレーキくらいしか馴染みがないのですが、結構いろんな業界に使われているのを知りました。

    身近なものですと新幹線、高い技術レベルですと人工衛星などに使われています。

     

    でも、多くの用途は断熱材として使われているみたいで、個人的にはあまり興味がわきませんでした。

    高価ですし、製品を作るには大がかりな設備も必要ですから。

     

    皆さんも炭素繊維といえば、軽量・高剛性の構造物や美しい繊維模様が思い浮かぶことでしょうが、それは PAN系炭素繊維を用いた製品でして、ピッチ系炭素繊維となると、粉状であったりウール状の製品になって見えない部分に使われることが多いので、馴染みはあまりないと思います。

     

    ピッチ系炭素繊維は摩擦が必要な箇所でも使われるので、クルマですとブレーキとクラッチに使われていますよ。

     

     

    2)は、日鉄住金テクノロジー株式会社 営業統括部 名古屋営業所長 熊崎氏のお話で、CFRP製品の評価の現状をお聞きできました。

     

    実験にはどういうものがあるのか?種類はだいたい分かりました。

     

    テストピースを用いた、引張・圧縮・曲げはもちろん、カーボンならではの層間剥離など、様々な実験をされていましたよ。

    構造物の試験も。

    金属の実験とは違った難しさもあるんでしょうね。

     

     

    今回の研究会も 2社から有意義な話が聴けて、カーボンコンポジット業務の引き出し・知識が増えました。

    これからもお客様に貢献しますよ。

     

     

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