カーボンも!接合技術の現状と将来の話を聴いてきました

2018.12.17 Monday

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    カーボンも!接合技術の現状と将来の話を聴いてきました

     

    先日、今期 3回目、最終回の炭素繊維応用技術研究会に参加してきました。

     

    開催場所は、ウインクあいち。

     

    講演は 2つで、

     

    1)異種材料接合技術の現状と今後の展望

    2)自動車軽量化のための異種材料接着に関する技術課題と将来展望

     

    でした。

     

    1)は、大阪大学 名誉教授 中田氏のお話で、金属・樹脂・セラミックスなど接合の研究開発を進めているというものでした。

     

    クルマでいえば、軽量化・排ガス・燃費の性能向上要求から様々な材料が使われるようになってきて、新しい接合技術が求められているんですね。

     

    材料でいえば同一材料同士・異種材料間、接合で言えば溶接・圧接・接着とか、研究開発は幅広いです。

     

    話の中で、FSW を実際に作業しているムービーも見せてもらいました。

    クルマだけでなく新幹線も採用している技術です。

    私には聴いたことはあるもの馴染みがない技術ですが、大手や大量生産している企業にとってはメジャーなものですね。

     

    カーボンと異種材料との接合は、熱可塑性樹脂を用いたカーボン製品が研究されていて、接合する条件が明確になってきていました。

    熱可塑性樹脂を用いたカーボン製品は、これから生産車に採用されるでしょうから、研究が進むでしょうね。

     

    2)は、セメダイン株式会社 執行役員 技術本部長兼開発部長 秋本氏のお話でしたので、接着剤による接合の現状・将来をお聞きできました。

     

    接着剤メーカーなので、単なる接合材としての接着剤でなく、クルマの性能に関わるという考えで研究開発しているそうです。

    接着強度だけでなく、軽量化・安全性・剛性・耐久性など項目は多いでしょう。

     

    代表的な構造用接着剤、エポキシ樹脂系・アクリル系・ウレタン樹脂系の現状・特性の説明もありました。

    初耳でしたが、ハイブリッド接着剤っていうのも知りました。

     

    接合っていうと、溶接・リベット・接着剤くらいが浮かびますが、今の技術はもっと進んでいますね。

    異種材料ですと、電位差も考慮する必要が出てきますし。

     

    でも話を聴いていると、この分野でも国産車は遅れている感じしましたよ、特に接着剤の採用。

    海外のクルマは日本車よりも多く採用しているので、データが豊富に取れているでしょうね。

     

    クルマに限りませんが、採用が遅れている分野って日本の弱い・遅れている部分でしょ?

    接合技術は自動車業界とか建設業界が進歩していかないと、伸びにくいかな?

     

    今回の研究会も 2社から有意義な話が聴けて、カーボンコンポジット業務の引き出し・知識が増えました。

    これからもお客様に貢献しますよ。

     

     

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